ワイズトレーディングは自動車開発におけるターゲット領域を4つに絞り事業展開しています。これらはいずれも自動車産業のコアであり、産業のさらなる発展に不可欠な領域です。
そのコア領域において神奈川を中心とした関東地方で世界トップクラスである日本の大手自動車メーカーの開発プロジェクトに参画し、まだ見ぬ技術の追求やクルマの設計開発に取り組んでいます。
自動車産業の未来を創造していく当社のターゲット領域での取り組みについて詳しくご紹介します。
車両設計は自動車の骨格を形作る領域であり、車体設計・シャシ設計・外装設計・内装設計などを指します。従来からある領域ではあるものの、燃費効率向上のための軽量化・人間工学の観点から考えた乗り心地向上・補器類の高機能化など技術革新が求められる領域です。
当社ではハイブリッド(HEV)化や電気自動車(EV)化が進むなど変化の大きい自動車業界において、人が乗るモビリティーである限り今後も変わらず存在し続ける車両設計領域を戦略的にターゲットとしています。
私たちの使命は、道路を走る全ての車両が安全で持続可能であり、快適性とパフォーマンスを高めるための最先端のテクノロジーを生み出していくことです。自動車開発の機械設計における世界標準である高機能3D-CAD「NX」「CATIA」の両方に対応可能です。
車体企画、プラットフォーム設計、フレーム設計、ドア設計
サスペンション設計、ワイパー/ミラー設計、ランプ設計
インパネ設計、車両開発システムの管理・運用
企画から基本設計、詳細設計まで当社で一貫して対応することが可能です。
パワートレインとはエンジンやモーターが生み出したエネルギーを駆動輪へ伝達する装置の総称であり、駆動技術とも呼ばれます。
内燃機関であればエンジン・トランスミッション・プロペラシャフト・ドライブシャフトなどで構成されます。これまで長期に渡り燃費と排出ガスの両面で優れた性能を発揮するエンジンの開発が続けられており、最近では燃焼技術の進化や排気ガス浄化システムを採用することでクリーンで効率的な走行を実現しています。
電動駆動システムにおいてはハイブリッド技術や電気自動車(EV)技術を継続的に進化させ、エネルギー効率と航続可能距離の延長が追求されています。また高性能なモーターや最新のバッテリー技術を統合し、次世代のパワートレインシステムの実現に注力しています。
電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HEV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)のシステム開発
モーター・インバーター・バッテリー制御、パワーステアリングシステム設計
EV・HEVなどの開発実績があり、基本設計から詳細設計、評価・実験まで対応が可能です。
CAE解析とはコンピュータを用いて物理的なあらゆる現象をシミュレーションし、製品の性能や挙動を検証する技術です。またCAEとはComputer Aided Engineeringの略です。
自動車産業においては、主に流体解析や振動解析が主要な分野となっています。流体解析はエンジン内での燃焼や車体の空力特性など流体の挙動をモデル化し、車両の性能を最適化するのに役立てています。一方、振動解析は車体や部品の振動や騒音を予測し、快適性や耐久性の向上に寄与させています。
近年では仮想現実(VR)技術の一つであるデジタルツインと人工知能(AI)技術などと組み合わせることで、より精巧なシミュレーションを可能としていく取り組みが盛んに行われています。これにより車両の挙動をより直感的に理解し、さらに効率的な設計開発を行うことが期待されています。
熱流体解析、空力開発、振動騒音解析、構造解析
ライドシミュレーター実験
事前検討からCADモデル修正・要素分割・計算・結果考察まで一貫して対応してきた実績があります。
自動車がコネクテッドカーとなり、自動運転に向けて進化する中で移動手段は以前にも増してスマートになってきています。しかしこれらの革新的な技術は新たな課題も抱えています。その中でも最も重要なのがサイバーセキュリティの問題です。
自動車がネットワークに接続されることでサイバー攻撃の標的となり、運転システムや重要な機能が悪用される可能性があります。これにより乗客の安全やプライバシーが脅かされる危険性が生じてしまいます。
当社はこの課題に早期から取り組み、皆が期待する自動運転に代表される次世代技術を確立すべく実績を積み重ねています。
自動車サイバーセキュリティ(ISO/SAE 21434)
早期からのサイバーセキュリティに取り組み、先行して積み重ねてきているノウハウがあります。